「Inkscape」オープンソース恐るべし

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OpenOfficeだとマック版でもデータベースソフトが使えることを知りまして、MSのOfficeにはAccessが無いのですっかり古いバージョンになってしまったファイルメーカーを使い続けてるって所が気になってたのでインストールしてみました。

結構ファイルサイズが大きくって、待ち時間が退屈だったので何気にベジェ扱えるオープンソフトもあるのか?なんて事を思いたって検索したら、ホントにあるんですね。

「Inkscape」なるソフトなんですが、しっかりメニュー回りも日本語化されてるし何よりアイコンが判りやすいからイラストレーターやFLASHなんかでベジェ曲線扱うソフトに慣れていればほぼ直感的に扱える。(一部フィルターなんかの中身が英語のままですが)
ベジェといえばフリーハンドとイラストレーターのどっちを選ぶかで随分悩んだのが最後。

その後のDTPの普及にあわせて対抗馬もなく、ずっとイラレを使い続けて、何の迷いもないまま過ごしてきてました。

一時、エクスプレッションが出てペイントタッチのベジェが扱えるって事で注目したのを除けば、全く無風。

FLASH慣れした一部の方が印刷原稿までFLASHで作成してるなんて事を耳にしても、なんだか遠い国の話を聞いているような気分だったんですが、さすがに今回はちょっとガツンときました。

だってタダなんですよ。

しかも三点透視みたいなポインタで移動するボックス描くツールとかがメインメニューに堂々とあるし(笑)

まあ、仕事のツールとして使う訳だから作業効率優先で全く問題ないんです。けど、メニューの奥まったところに、ひっそりと新しいフィルタが隠れてるみたいなアドビ製品では出来ない ぶっちゃけどうだ!っていう威勢の良いソフトに触れると、かなり気持ち良いです。

2003年からの開発スタートってことなので、いかにこの分野に無関心だったかが露呈します<自分

とにかくMacもWinもLinuxも全部のOS版が揃って使えるってところが嬉しいです。

●ダウンロードはこちら
http://www.inkscape.org/download/?lang=en

●ウィキに開発経緯など詳細があります
http://ja.wikipedia.org/wiki/Inkscape

●ソフトのマニュアルを日本語化して掲載しているFAQページがあります
http://inkscape.paix.jp/