世帯普及率は86.8%、事業所普及率は81.8%、企業普及率は98.3%。総務省が発表するインターネット利用率は既に3年ほど前から横ばい状態に推移しています。これは言うまでもなく、どんな企業にとっても顧客と成り得る相手は総じてインターネットを利用していると言う事です。目的を持って対策を施せば目的の相手は必ずそこに居るのです。
にもかかわらず誰言うとも分からずに「とりあえずホームページでも持たないと」という流れで会社案内を載せているだけだったり、差別化できる程の サービス内容を用意する事も無いまま制作会社の提案だけでアニメーションありプログラムありの役立たずなホームページに最初の制作料金惜しさにこだわり続 けていませんか。
逆に本来は魅力的なサービスであるにも関わらず誰に知られる事も無いままだったり、見せ方が悪いばかりに魅力を正確に伝え られずにいたりするのも良く在る状況です。こんな状況になるのは最初の制作段階では予定していなかったものを急場しのぎに無理矢理追加した場合によく起こ ります。
この例では部分的な不具合を一時的に修正しても、またすぐ次なる不具合の発生が予想されます。大切なのはホームページを使って何を 達成するのかを現状と照らし合わせながら明確にする事です。目的がハッキリすれば次の段階で必要になるページやコンテンツの予想も付きます。こうした予想 を元にして最初からホームページの構成そのものを作り直す事が大切なのです。